小鳥は演技するという話

前回の記事の中で「小鳥は演技をするから」と書きました。
鳥飼いの人以外にはあまり知られていないかと思いますが、鳥(特に小鳥)は「体調がすぐれない時に元気なふりをするので発覚の遅れに要注意」といわれます。
つまり、本当に調子が悪そうに見える時にはもはや演技もままならないギリギリの状態なので、手当てする間もなく落ちる(亡くなる)ことが多い、というわけです。

これには理由があって、小鳥は野生では基本的に群れで行動します。
そこで「なんか体調悪い…」というそぶりを見せると、群れにとっては足手まといになるため追い出されたり、もしくは天敵に狙われやすくなったりするため、もう限界…となるまでは体調が悪いことを隠すという習性なのです。
まぁホ乳類でも群れ単位で生活する動物(ゾウとかシカとか)はみんなそうでしょうね。
で、飼い鳥でも時々そういうことがあるので、普段からよく観察しておかないと気付いた時には手遅れとなりますよ、というわけです。

で、今回小鳥ちゃんのプチプチ問題で、もしやちょっと前から調子悪かったのかと思い、先生に「ということがよく言われますけど本当なんですか」と聞いてみました。
そしたら普通にさらっと「ほんとですよ」と言われました。

先生によると、来院した病鳥さんの中にも、家では(体調が悪くて)全くご飯が食べられないのに、病院に連れてくると先生の前で猛烈にガツガツご飯を食べ始める個体がいるそうです。
ものすごい勢いで元気に食べているように見えるのですが、その後掴まえてそのうを見てみると見事にカラッポ。
ガツガツ食べているふりだけして、実際は口の中には何も入れていないのです。
これは先生を「敵」認定して、「こいつの前では元気なとこ見せておかないと、やられる…!」と感じているからだそうです。

小鳥…!恐ろしい子!(マヤの演技力的な意味で)
こんな小さい頭なのに、なんだその高度な危機管理能力は。

20130201.jpg
本文には全然関係ないけど、最近よく来てくれるヤマガラちゃん。
ひまわりの種がなくなると「ニーニー!ニーニー!」と催促がすごい。

まぁ完全手乗りのような人間ラブべったりちゃんの場合は、飼い主を敵認定していないので緊急時に演技するという心配はあまりしなくていいそう。
半手乗りちゃん(もともと手乗りとして育ってないけど、長年の生活の中でちょっとずつ信頼関係が芽生えているケース)の方が演技する場合が多いようです。
心を許していないのか、半手乗りちゃん…。



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